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末期ガンになった IT 社長からの手紙
藤田 憲一
久しぶりの書評です。
偶然テレビで藤田さんのことを知って、この本を買いました。今年の1月23日と言えばライブドア前社長の堀江さんが逮捕された日ですが、同じ日末期の胃ガンで余命3ヶ月を宣告されたのが藤田さんです。その後、宣告された3ヶ月を過ぎた6月には複数のブログを書き始め、この「末期ガンになった IT 社長からの手紙」も出版されました。
僕の母親も数年前に胃ガンで胃をほぼ全摘出しているので、藤田さんには変な親近感が持てました。胃を摘出してもしばらくすれば胃は再生すると思っている人も少なくないですが、胃は再生しません。胃を全摘出した場合、食道と腸が繋がって腸が胃の代わりに食べたものを消化するようになります。だからと言ってもとの生活に戻れるわけではなくて食べるものも消化しやすいものに限られてきます。食べたいものが食べられない、そんな母親の有様を見てきている僕にとってはテレビに映る普通の生活を心がけている様子の藤田さんが痛々しく見えました。
長男藤田憲一儀かねて療養中のところ、
10月12日(木)午後2時22分胃がんのため永眠いたしました。
闘病生活と仕事を両立しながらブログもまめに更新されてきましたが、10月4日のエントリーが最後となってしまいました。藤田さんのお父さんからのメッセージが17日にエントリーされています。藤田さんの最後のエントリーから約1週間後の12日に亡くなられたとのことです。
3ヶ月という余命宣告を半年も伸ばして、最後まで駆け走った藤田さん。やり残したことはあるかもしれませんが、悔いはないと思います。改めてご冥福を祈りたいと思います。
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» ★★☆☆☆「末期ガンになったIT社長からの手紙」藤田憲一、幻...
From: 読書普及研究所「一日一冊:読書日記」 | 2007-05-29T13:09:56+09:00